集中力
今日は集中力について書いていきます。
集中力というのは色んなシチュエーションで必ず必要なものだと思います。
受験は勿論のこと就活の面接やこの先自分の人生を左右する岐路に立った時に、そこで発揮できるかできないかで大きく結果は変わります。
この集中力というのは実は注意力と言い換えることもできるのです。
注意力と言われた方が分かりやすいと思いますが
皆さんがどの方向に注意を向けられているかが重要なんですね。
例えば本を読んでいる時、問題を解いている時に全く頭に入らないってことありませんか?
しっかり読んでるつもりなのに内容がそもそも入ってこないとか、同じところを気づいたら何度も読んでいた…など。
原因は本を読んでいるにもかかわらず、本以外のところに注意が向いてるんです。
頭の中では違うことを考えていたり、外部の刺激から影響を受けたりすると目の前のことに注意を向けることができなくなります。
そして特に多い外部からの刺激というのがスマホ。
今では当たり前のように皆さんが使ってるこのスマホが注意力を強制的にそらしてしまうんですね。
今、目の前のことに集中をしていたとします。
その時にLINEの通知が来た時点で無意識のうちに注意が逸れてしまいます。そして、人間は注意がそれたその瞬間から集中力を元に戻すまで、約30分かかると科学的に証明されています。
という事はですよ、LINEしながら勉強っていうのは
注意が散漫して目の前のことに全身全霊をかけることができてないんですね。
この記事をせっかく読んで頂いているので、是非スマホは勉強するときには手放す努力をしてほしいです。
SNSを使う時間、メールやLINEの返信を返す時間を決めておくことが良いかもしれませんね。
では、注意を向けるというのはどういうことかを説明していきます。
注意は2種類あって、一般的注意と選択的注意があります。
選択的注意、つまり何に注意を向けているのか、選択的に特定の注意を向けているかっていうのが大事なんですが、これの切り替えが上手いんですね。
使い分けが必要なんです❗❗
例えば、勉強の時の注意と遊んでいる時の注意は全く違い、勉強の時に向けている選択的注意は一つのことに向かって注意を向けています。
逆に一般的注意は、友達と遊んでいる時、どこかに旅行に行ったりと遊ぶことに全身全霊をかけているわけではないんですね。注意があっちこっちに向いているんです。いろんな方向に注意がそれているわけです。
この切り替えるっていうのは、選択的注意を発揮してしばらくしたら、休憩というか気を逸らす動作として注意力があっちこっちに向くようなことをやらないと人間の注意力は保てないということです。
だから皆さんも勉強で何か結果を出そうと選択的注意を発揮したあとっていうのは、注意がそれるような活動とか、散歩のような注意が逸れる行為をした方がいいわけです。
注意散漫になることが悪いわけではなく、狙っていない時に散漫になったりするのはよくないだけなんです。
それが先ほど説明したスマホを触る行為は勉強の休憩時間にすることは余計な集中力を使ってしまってるんですね。
あと、まじめすぎる人が全てに注意を向けようとするんですが、そうすると結局散漫になります。
結局、集中できるかということを考えるよりも一つのことに注意を向け続けられるかということを考えたほうが良いってことです。
この注意を向ける方向の意識が上手い人が、結果として集中力がある人なんです。
今日はより集中力を発揮するためにどのようにすれば上手くいくのかをご紹介しました。