疑問
成績の差ってどこで生まれるの?
受験生の皆様、こんにちは!
学習アドバイザーの木村です。
今回の記事では『成績の差』が生じる原因についてお話ししたいと思います。
『なんであいつと同じ授業を受けているのに全然偏差値が違うね〜ん』という素朴な疑問を解決することを主な目的としています。
この記事を読んで頂き、明日以降の受験勉強にお役立て下さい!
結論
同じ授業受けているA君とB君の二人に成績の差が生じる理由は
- 自習時間の充実に違いがあるから。
- 授業の取り組み方に違いがあるから。
A君とB君に差が出ているのは、自習時間と授業時間の過ごし方に違いがあるからなのです。
自習時間で差がついている。
この両者が天から与えられた時間は共に24時間。ここでは、両者ともに睡眠時間・食事の時間・風呂,トイレに要する時間(1)は全く同じだと仮定します。
諸々の時間を差し引き、両者が勉強に費やすことのできる時間は14時間/1日とします。学校(予備校)が同じ両者は、同じ授業(2)を受けています。つまり、両者が異なる動きをしているのは、(1)(2)を差し引いた「自習時間(3)」というわけです。
- 睡眠時間・食事の時間・風呂,トイレに要する時間(1)= 10h
- 授業時間(2) = 6h
- 自習時間(3)【24h-(1)-(2)】= 8h
そしてその自習時間というものは、(1)の時間を差し引いた1日の大部分を占めるのです。仮に1日合計で6時間の授業があったとしても、自習に費やす時間は合計で8時間にもなるのです。
つまり、この8時間の使い方を間違えると、両者の間には埋めきれない差が出てしまうのです。これは単純な話で、本人の裁量に任せられている時間(授業時間外)が長ければ長いほど、その時間の使い方は個人間での差を生みます。
「なんであいつと俺に差がついているんだろう?」
と疑問に感じられている方は、今一度、ご自身の自習時間の勉強内容・姿勢・環境に疑問を持ってみて下さい。
※自習時間の使い方についてのご相談は【問い合わせページ】から!
授業の時間に差がついている
また、自習時間だけでなく、授業時間への取り組み方の違いで成績差がつくこともあります。ここで、授業中に起こっている主なアクションを整理してみましょう。
- 先生が話す→板書を取る。
- それを聞く→ノートを取る。
基本的には、授業で生じている現象はこの二つです。A君とB君で見ている先生と、彼らが先生から聞く言葉の内容は同じです。つまり、両者の違いは、聞き方とノートの取り方にあるのです。
授業時間で本当に大事なことは、その授業中に最も理解すべき点を聞き逃すことなく、理解することです。「ノートを丁寧に見やすく取る」ことはどうでもいいという事です。復習する際に本人が読む事が出来れば良いのです。結局、ノートを取る事が授業の目的になってしまっている人は、ノートを取る事に必死になり、先生の話をじっくりと聞けていないのです。その結果、その時間に先生が教えた内容を、後日自分で復習して理解しないといけなくなります。しかし、ノートを取る事は、授業を理解するためのメモ書き程度にしているA君は、後日に1から復習する必要はなく、同じ内容を理解する時間を半減する事ができるのです。
受験勉強には制限時間というものがあります。だからこそ、1分1秒が大切であるのです。あなたの今している事が、本来の目的に向かっている事であるのかを今一度考え直してください。でなければ、あなたの努力が徒労に終わってしまいます。
一人で悩まないで下さい。
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