現役京大生が教える現代文の勉強法
みなさんこんにちは!
学習アドバイザーの木村です。
この度は満を持して、現代文についての勉強法と考え方をお伝えしたいと思います。是非ご参考にして下さい!
現代文は勉強の成果が出ない?
現代文は、正しい読み方と正しい解答の方法を学び、適切な量の演習量をこなすことで、安定して高得点を取れる教科です。
つまり、超論理的な問題構成になっているということです。裏を返せば、論理展開とその整理をうまく行えば「安定した高得点」を取り続けられる教科です。
よく言われる『現代文は水物だ』『現代文は感覚で解くしかない』といったことは、正しい表現ではありません。
ただ、現代文は確固とした方法論(文章の読み方、マーキングの仕方、設問の捉え方、設問の解き方 等々)を学ばずして演習段階に入った場合は、努力に見合った成果が現れるということは、かなり少ない教科です。
めちゃくちゃなフォームで素振りをし続けても、実戦ではヒットを打つことが出来ないのと同じですね。
その点では、上の表現もあながち間違いではありませんね。
中には、小さい頃から読書が好きで、“文を読む”ということに抵抗がないような受験生もいます。そういった生徒は、『読む』力が圧倒的に他の受験生に優っているので、自ずと文章の内容が頭に入ってるので、設問へのアプローチも優位に立てます。
現代文を得意とする2種類の生徒
現代文が得意な生徒には2種類います。
『読む力』を備えた生徒
1つは、上にも書いた『読む』力を備えた受験生です。こういった生徒はある程度本文の内容が難しくなったとしても、その中身を論理的に展開し整理することに感覚的に慣れています。従って、本文を「論理的」に読むことを、今更ながら「方法論」を学ぶことなく、感覚的に染み付いているのです。
『解く力』を身につけた生徒
2つめは、『解く』力を備えた受験生です。こちらの生徒は、入試現代文の為に、文章を「論理的」に読み進める方法論を学んだ受験生です。つまり、文章を読んで整理していく流れに関しては1つ目の生徒と変わらないことをやっています。その違いは、論理的読解方を後から身につけ意識的に用いているという点です。
これから現代文の成績を上げたいと思っている受験生の方は、まずは後者のパターンで上げていく必要があることを理解してください。
前者のタイプの受験として、読む力を上げるには、大量の読書をする必要があります。受験生には限られた時間しか与えられていません。
国語の受験しかないのであれば、相当数の時間を読書に充てることも可能となりますが、そんな人は中々いてないですね。
解く力を身につける
では、後者の力を上げるためにはどうすれば良いのか。
これは、現代文の解き方の方法論を教えてくれる先生に指導を仰ぐことです。もしくは、方法論を書いた参考書を手に取るべきです。
注意したいのは、本文を解説し、それを要約し、それを根拠に設問の解説ばかりをする先生や、参考書です。あくまでも本文を解釈でき、要約できるのは『読む』力があるからです。
それがない受験生に対して、「ここをこう読めば、解けるじゃないか〜」と謳っても適切は指導ではないと感じます。
そうではなく、『読む』力がない受験生が、テスト当日に、本文の要約をする先生が隣にいない状況で、いかにして高得点を取るのかを教えることが重要なのです。
受験生の皆様は、このことを分かった上で現代文の勉強に取り掛かりましょう!
独学・宅浪で現代文の勉強を進められる方
『解く』力を養成してくれる参考書では
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- 『現代文と格闘する』
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- 『現代文読解の基礎講義』
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- 『減点されない記述現代文』
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- 『上級現代文』
等々がオススメです。各参考書の使い方や進め方、使用期間等の質問があればお気軽にご相談くださいませ。
B.F.Sでの現代文対策
B.F.Sではまさに『現代文の解き方』をレクチャーする特別授業も行なっております。
《読むことができれば、誰でも問題を解ける。しかし難解で、受験生には理解できない読みづらい文章が出てきた場合はどうするのか!そんな時に必要なのは、『解く』力である。国語はある意味ではパズルゲームなのだ。問題を正解にできるルールさえ分かれば、問題文の難易度がどうなろうと安定して高得点を取れるのだ。それを本講義では受験生に伝えよう。》
現代文の勉強法や、その解き方が分からない方や、成績が伸びずに悩んでいる方は。是非一度ご相談下さい。皆様からのお問い合わせをお待ちしております。問い合わせはコチラから。