掛け算・割り算できるかな?
九九をもう一度復習しよう
小2で叩き込まれる「九九」ですが、小2という早さで学習するだけあって、掛け算の計算力の礎となる超重要ポイントです!しっかり体に叩き込むのは当たり前で、高校生ならば、数学の計算が捗る、もう1ランク高度な「EXTRA 九九」を覚えましょう!
「×11」くらいは暗算できなくちゃ
「2桁×2桁」の計算はさすがに筆算しちゃう人が大半だと思いますが、「◯◯×11」は暗算でできるくらい簡単に答えを出せます。×11の計算が出たらシメたと思えるように計算方法をマスターしよう!
15の2乗くらいまではさすがに覚えてるよね?
数学の問題は「◯◯の2乗」がやたら出ますが、これらの計算をいちいち筆算していたら時間がもったいない!しっかり覚えて即答できるようになりましょう。「196は14の2乗」という風に逆向きの変換もできると、数学の「気づき系問題※」にも対処しやすくなりますよ。
※気づき系問題:数学の入試問題によくある、解くまでの過程は簡単(計算量とか場合分けが少ない)だけれど、一方で問題から規則性などを見出して解き方を思いつくのが大変な問題のこと(勝手に名付けました)。
「3の5乗」を即答できる?
数学の中でも、指数・対数の問題ならば「◯◯の◯乗」もよく出てきます。3の5乗が243であることを知っていたら、「log243」も瞬時に「5log3」に変換できますね。
複雑そうな小数を愚直に筆算していませんか?
ややこしそうな小数の中には、何かの逆数である(例えば0.25は4の逆数)場合があります。そんな小数が出て来たら、掛け算を割り算に、割り算を掛け算に変換すると答えを簡単に出せます。
四則演算全般に通じるコツ
あなたの「見積もり力」はいくら?
これは数学の問題だけでなく日常生活におけるお会計の場面などにも通じる話なのですが、答えを精密に計算する前にパパッと答えを概算できれば、計算した答えが正しいかある程度吟味することができます。普段からお会計前などに見積もりをつける習慣をつけると良いですね。
多項式の計算を愚直に左からやってませんか?
数学の問題では、計算式がやたらと長くなることがあります。そんなとき、都合の良いペアを優先的に計算して、後々の計算をラクに進められるようにすると計算スピードも答えの正確さもアップしますよ。
大きな数字を分解していますか?
大きな数字は、筆算する前にいい感じに分解できるかチェックしましょう。意外と「ラクな計算」に繋がる道筋が見つかるものですよ。
次のページでは計算力をアップするための具体的な方法について説明します。