勉強法

センター日本史の満点の取り方!

この記事を書いた人
木村

センター試験の日本史100点の取り方

受験生の皆さん、こんにちは!
学習アドバイザーの木村です。

今日は【日本史の勉強法】についてお話しします。

特に、センター試験で満点を狙ってる方に向けた記事となっているので、ぜひご参考にして下さい。

はじめに

私のセンター試験の日本史の得点は100点です。全問正解でした。
しかしながら、この点数は偶々取れたものだとは感じておりません。

万全の対策をしたからこそ得点する事が出来たと思っています。この後でお書きする勉強法は、少々オーバーワークかも知れませんが、突き抜けた点数を取りたい方は、これくらいしても良いんじゃないかと思います。

だって、ここまでやれば何点取れる、って指標なんてないのですから!

では、満点を目指している方は続きを読んでみて下さい。

日本史を分解してみよう

私は日本史というものを常に4つの視点から見ておりました。そして4つの視点に合わせて、4種類の勉強に分けていました。

  • 全体像を掴む(教科書的学習)
  • 語句を覚える(一問一答的学習)
  • 年号を覚える(最強の武器の学習)
  • 文化史を覚える(残りの5点を狙う学習)

上にあげた4つが、満点を狙うために必要な視点です。
あくまでも私個人の視点であり、人によってはその視点の数も多い少ないあると思いますが、この記事においては、これが満点を狙うための真理とします。

1.全体像を掴む(教科書的学習)

日本史において最も大切なことは、出来事と出来事の因果関係を掴む、と言う事です。よく『流れは大事だ』と言われますが、つまりは、『何が原因となり、誰が関わり、どう言うことが起きて、結局どうなったのか』を掴め!という事です。

センター試験の問題の特徴としては、その事象の論理関係を問われるというものが多いです。つまり、これは何ですか?に答えられるだけじゃ高得点を狙うことは出来ないのです。

ただ単に教科書をダラ〜と読むのではなくて、この『論理関係、因果関係』がどうなっているのか、ということを常に意識するようにして下さい。

この勉強法では、皆さんお手持ちの教科書を使うのが良いかと思います。あくまでも、語句を覚えようとするのではなく、事件・出来事・歴史の流れの論理関係を掴むようにして下さい。

受験生の中には、一般的に学校などで使われる山川の教科書がどうしても読みにくい、と感じれらる方も少なくありません。そんな方には以下のテキストが「読みやすく、分かりやすく」オススメです!

2.語句を覚える(一問一答的学習)

この学習も非常に大切です。ある出来事において、様々な事が絡み合います。1つの出来事に対して、複数の事件や人が関わります。流れを覚える事だけでなく、実際にその事件名や人物名を覚えなければならない事も言うまでもありません。

時として、この『一問一答形式の学習だけしとけば良いんじゃないのか?』という声もよく聞きます。それについて考えてみましょう。

ある試験中、あなたは「一問一答のテキスト」を使用許可されているとします。ここで、ある問題が分からなくなります。

【問題】
Aが関わる事件(ア)がある。またBが関わる事件(イ)がある。では、事件(ア)と事件(イ)は、どちらが先でどちらが後でしょうか?

一問一答の学習の限界は、このアとイの空欄を埋めるにとどまります。この前後が分からなくなったあなたは、それぞれの事件について一問一答のテキストで調べます。そこで気付くのです。

『事件アの方がイよりも前のページに載っていたから、ア→イの順番だ!』

そうなのです。この時点で一問一答としてのテキストの使い方はしていないのです。つまり「教科書的な」使い方をせずには問題を解けなくなってしまっているのです。結局は、一つの事件を深掘りする事しか、一問一答形式の学習では出来ないのです。それに関わる事件を並べて勉強する事には向いていないのです。

従って、この2の学習だけでなく1の学習もきちんと行なって下さい。

一問一答でオススメのテキストは何ですか?とよく聞かれますが、1冊を完璧に出来れば、どこの出版のものでも大丈夫です。大切な事は、何を使うかではなく、どう使うかです。

とはいっても「それでも教えて欲しい」と言われた時によく紹介するのは下の参考書です。知名度と内容においても十分なものであり、信頼できる一冊です。

3.年号を覚える(最強の武器の学習)

1の学習だけで、全ての出来事の流れを掴む事は少し難しいです。頭の中で教科書をペラペラめくるように1つ1つの事件を整理できる人は別ですが、多くの方がそうではありません。

そこでオススメしたいのが、年号を暗記していくというものです。センター試験でよく出題される問題のタイプに、『出来事の整序問題』と言うものがあります。これは、あるテーマに沿った複数の出来事を時代順に並び換えなさい、と言う問題です。たま〜に、頭の中で整理しただけでは、どっちだったかな?と悩んでしまう事があります。この時点で満点を逃す可能性が出てしまいます。こんな時に、覚えている年号が多ければ多いほど、その問題への最強の予防策になるのです。

2次試験で論述がある方にも、この勉強法はオススメです!

年号を覚える際は何かに紐付けて覚えることをオススメします。私も「これ覚えたい年号だ」というものが出てきては、自分なりの語呂を作って覚えていました。しかし、「そんな創作活動はやってられない」と言う方には既に語呂が作られてまとめられている以下の参考書がオススメです。少し強烈な一作です(笑)

4.文化史を覚える(残りの5点を狙う学習)

最後はこれです。そもそも文化史の勉強をするのは当然の事ですが、満点を狙う場合、この文化史において『どっちやったかな〜』的な問題が多々出題されます。文化史を舐めてはいけません!

しかし、文化史の勉強は基本的に一問一答形式の学習で十分です。注意しておきたい問題は、写真が出され、それを時代順に並べる事や、○○文化の作品であるのかを認識する必要がある時です。こういった問題は正直難問です!特に古代〜中世あたりで出てくる仏像は、一見全て同じように見えてしまうので、常日頃からその作品を画像で確認するようにもしておきましょう!

 まとめ

日本史で満点を狙う際、私は上の4つの視点で4つのタイプの勉強に勉強時間を振り分けていました。

特に2→1→4→3の順番に勉強時間を割いていました。人それぞれ日本史に割ける時間は異なると思います。満点近くの点数を狙うのであれば、やはりまとまった時間を日本史に割く必要も出てきます。とは言ってもダラダラと非効率な学習を続けるのではなくて、目的に合った効率化された学習をして下さい。

もっと知りたい方

上に書いた内容の中には、細かい部分を省いている所もあります。また人によって少しずつ学習法もバランスも変わってきます。

日本史で高得点を取りたい!
しかし『現状の何らかの改善が必要なんです。』と言った方は、是非一度、私に相談して下さい。

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