受験全般

センター試験出願開始!高2生もセンターのこれだけは押さえとけ!

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おっぐ

こんにちは!京大A判のおっぐです。
台風が通り過ぎましたが皆さんいかがお過ごしですか?私は品薄のApple Watch欲しさに、通販サイトの在庫を自動で確認するプログラムを書いてました。今や通販もプログラム勝負の時代なんで庶民の方々は本当大変だと思います(高みの見物)

さて、なんだかんだ10月に入りました。一年は早いですね。
ところで、10月1日からセンター試験の出願(申し込み)がスタートします。浪人生のみなさん、準備の方は大丈夫ですか?

今回はセンター出願開始記念ってことで(?)、センター試験とは何か、そしてどんな対策をすれば良いのかを高1,2生でも分かるようにザックリまとめたいと思います。

センター試験について

そもそもセンター試験って何?

センター試験とは、国公立大学入試の一次試験として1月中旬頃に受験するマーク試験のことです!
国公立大学では、「センター試験」と「個別試験(二次試験/2月下旬以降)」の2つの試験の結果を合計して合否を決定するので、センター試験の結果は合否にダイレクトに効いてきます。
大学への出願は、センター試験を受験した後、しかも自分の点数が分からない段階で行います。センター試験の自己採点の結果によっては志望校の変更をやむなく強いられる場合もあるので全力で臨まなければなりません!

センター試験の日付

今年のセンター試験の試験日は次の通り。例年、1月13日以降に訪れる最初の土日に2日間かけて行われます。

2019年1月19日(土)
社会(1,2科目、各60分)、国語(80分)、英語(筆記80分&リスニング30分)
2019年1月20日(日)
理科(1,2科目、各60分)、数学(2科目、各60分)

また、センター試験の出願は、今日(10/1)から10/12(金)までです!出願期間が意外と早いので、浪人生は決して忘れないように!現役生は高校でまとめて出願するはずなのでそこまで心配しなくて構いません。
出願の詳細はこちらからどうぞ。

センター試験の特長

一番大きな特徴は、全問がマーク式(つまり選択問題)ということです。さっぱり分からない問題もテキトーに選択肢を選べばワンチャン正答扱いになります。毎年試験直前になると、正答が設定されやすい選択肢を統計的に分析する暇人が現れます。

また、センター試験は志望校に関わらず全員同じ問題です。そのため、アホでもそれなりに解けるように比較的簡単な問題が集まっており、よって基礎的な学力が問われる形になっています。もちろん、難関大学では失点の少なさを競う高得点勝負になります。旧帝大志望ならば最低でも8割、東大や京大を目指すならば9割前後は欲しいところです。

そして、幅広い科目の受験が求められるのも特徴です。センター試験は、高校の5教科を網羅しており、国公立大学受験生のほとんどは5教科7科目(国1数2英1(リスニング込)理1or2社1or2)を受験する必要があります。「国公立大学受験は総合力が問われる」と言われる理由はここにあります。

私大受験生は無関係?

センター試験は、国公立大学入試の第1関門で、一般的な国公立大学受験生には絶対に必要な試験です。では、私大受験生は無関係なのかというと、そうでもありません。

私大入試の形態として、「センター利用試験」というものがあります。これは、本来ならば私大オリジナルの入試を通過してはじめて合格を勝ち取れる私大入試に対して、センターの点数だけを評価して合否をくれる入試のタイプです。センター利用試験は、私大へ行って試験を受ける必要がありません。入試をラクに済ませたい人は、高校の勉強を広く浅く頑張ってセンター試験で高得点を狙うのも手なのです。

センターの対策

センター試験は基本的な問題しか出題されません。その上、センター試験の出題範囲はおおよそ高2までに終わるので意外と高2の段階でまあまあ解けたりします。高2生でも十分受験勉強できるので、基礎を身に付けるための勉強の一環として対策してみると良いでしょう。

センター試験の対策は次のような感じで進めます。

Step1: とりあえず過去問を解いてみる

入試にノー勉で挑むと「意味不過ぎて草」ってなりがちですが、センター試験は高2生でもそれなりに解ける程度の難易度です。まずはとりあえず解いてみて、自分は何が解けて何が解けないのかを明らかにしましょう。全然解けなくても、後から解けるようになるので落ち込まないように!

過去問は、定番の「赤本」と、河合塾の「黒本」の2種類がメジャーです。黒本の方が解説が充実している印象ですが、どちらも大差ありません。お好きなものを選びましょう。

Step2: 解らない部分を教科書でチェック

ある問題を解けなかった原因がそもそも自分の知識・理解不足にあるならば、教科書などを読み込んで知識や理解を深めます。現代文や古典の読解問題は、解説を読んで正答の根拠を理解すると共に、どんな理屈を使って答えを導いたら正解できるのかを学習しましょう!

Step3: 問題を解く→復習の無限ループ

「意味不過ぎて草」状態から脱したら、あとは問題演習と復習を繰り返します。センター試験は、毎年同じような形式で出題されます。過去問をひたすら解いて出題形式に慣れていきましょう。
過去問が最高の演習材料ですが、解いていくうちに近年の過去問が底を尽きます。そんなときは、予備校などが出している模擬問題集を使ってガンガン問題を解いていきましょう。慣れてきたら時間を測って本番に求められるスピード力も養いましょう!

↓これは2018年度版(去年のもの)ですが、こんなイメージです

Extra: 模試も受けてみる

受験はあくまで他人との点数勝負。時々模試を受けて自分の立ち位置を確かめましょう。ちなみに、センター試験の模試は「マーク模試」と呼ばれます。河合塾や駿台が定期的に実施しているので好きなタイミングでどうぞ。受験者層がしっかり賢くなるのは高三の秋以降なので、正確な立ち位置を確かめる目的ならば秋あたりに受験するのがオススメです(無双目的ならば春夏にどうぞ笑)。

センター試験さながらの雰囲気で受験できるので、当日の予行練習気分で受けるのも良いでしょう。数学Iと数学IAの問題を解き間違えるミス(両者は異なる科目で、大半の大学は後者の受験を求めるのに、問題用紙の最初にあるのは前者で、しかも両者は問題が酷似してるからミスりやすい&ミスったら人生終わる)は模試の内に犯しとけ!

おわりに

今回はセンター試験ってどういう試験なのかを高1,2生向けに解説し、対策の流れをざっくりとまとめました。センター試験は基本が問われる試験です。受験に意識を向けはじめた高2生は、基本を復習するついでにセンター試験対策に臨んでみるのも1つの手でしょう。

え?センター試験について分かったけど、もっと「受験経験者のみぞ知ること」を知りたいって?
しょうがないですね〜。じゃあ最後に1つだけ。

至極のセンター試験あるある

センター試験は、学校の地区別に試験会場が決められるから、別の高校へ行った友達と再会して同窓会的な雰囲気に思いのほか和む。(都会の受験生は知らん)

以上!最後まで読んでいただきありがとうございます😊

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