こんにちは、京大A判のおっぐです。
行楽シーズン真っ最中の三連休が2週も連続しましたが、いかがお過ごしでしたか?
私はずっと家で過ごしていたために、まさかの出費ゼロ円でした。
さて、高3生や浪人生は受験勉強にガンガン励んでいると思いますが、高2の方もそろそろ受験を意識しはじめているのではないでしょうか。多くの高校生は高2の3学期〜高3の春から受験勉強を本格化します。シンプルに勉強量で差をつけたいなら今からはじめるのも良いと思いますよ。
しかし、高2の段階では授業がまだまだ途中で、受験勉強にガンガン取り組めるほど多くのことを習っていないと思います。一般的な高校ならば、受験で必要なことを全て学び終えるのは早くて3年生の初夏ごろ。そこで、今回は授業で習っていないことが多い中でも受験勉強をガンガン進められる方法をご紹介します。
予習しろ!
いきなり結論が出ましたね〜(他人事)
つまり、学校で習っていないならば、自分で勉強すれば良いのです!
高校までの授業を受けていると、あたかも授業で習わないと未知の単元が身に付かないかのように感じてしまいますが、決してそんなことありません!自分の力でも頑張れば普通に身につきます!
そして、高校の内容は自分の手でガンガン予習していけば良いと私は考えています。予習することで色んなメリットが得られるからです。
メリット1: あらゆる単元の受験勉強に時間を掛けられる
受験勉強におけるメリットとして一番大きいものがこれ。現役生が浪人生よりも不利な理由として終盤の単元を勉強する時間が少ない点が挙げられます。終盤の単元は、普通に生活していれば高3の夏にようやく受験対策を始めることになり、入試までの時間の少なさから、授業で習って1年以上経つ浪人生よりも得点力の差が顕著になります。しかし、自分の手で予め勉強すればもっと早くから受験対策に取り組めるので、こうした得点力の不利を補えるようになります。もちろん、愚直に授業を受けている現役生との差が大きくなるのも美味しい!
メリット2: 大学生活で必要な能力を先取りできる
ほとんどの高校は、授業で習ったことをへいこら復習しておけば生きていけますが、大学に入ると必ずしもそうは行きません。大学では、授業で習っていないことを自分の手で調査・理解してナンボの課題が腐るほど登場します。そうした課題を乗り越えるには、ゼロから独学する要領を自分の身につけていなければなりません。授業の予習を通じて「独学力」を高校時代から培っておけば、大学の勉強なんてへっちゃらです。
メリット3: 自分の可能性をより拡げられる
知らないことを自力で勉強できるようになると、自分のあらゆる能力を低コストで高めることができます。そもそも、誰かに教えてもらうのって結構お金がかかります。高校や予備校に通っている人は学費を見直してください。この金額で勉強を教えてもらってると考えると身が引き締まるはずです(笑)これは大人になっても同じで、何かを習うとなるとまあまあの月謝が必要になるものです。しかし、これを独学で済ませられるならば必要なのは教材費のみとなり、金銭コストが大幅に下がります。よって、同じお金を費やした時に身につけられる能力に大きな差が生まれるのです。
どうやって予習すんねん
予習すると良いと言っても、やり方が分からないと難しいと思います。そこで、私が受験時代に取り組んでた予習方法に基づいて簡単に方法を説明します。
Step1: とりあえず教科書を見る
高校の学習内容(=入試の試験範囲)は、教科書を使って勉強できるようになっています。なぜなら教科書は高校で学ぶべき事柄を全て盛り込んでいないと販売できないからです。最初は思考停止で教科書の内容を理解するところから始めましょう。教科書は初見で理解できるように工夫されています。もし初見で何一つ分からないならば、今まで習った内容の復習不足の可能性が高いですので、まずは復習を優先しましょう。
Step2: 分からないことがあったらググる
教科書を読んでもよく分からないことがあると思います。そんなときは、スマホやPCを使ってググってみましょう。この世の中には、高校の勉強を分かりやすく解説した有り難いサイトや動画が腐るほど出てきます。そうしたコンテンツをどんどん利用して分からないことを減らしていきましょう!
Step3: とりあえず基礎問題を解いてみる
頭の中では「完全に理解した」つもりになっていても、実際はそうでないことがあります。教科書に載っている基本問題を軽く解いて理解を確かめましょう。このStepは、基礎の理解に直結するので決してサボらないこと!
Step4: 普通の問題も解いてみる
教科書の問題楽勝すぎワロタってなったら次は学校で購入した問題集の問題に取り組みます。ここでは「学習内容を問題解答に活かす術」を学びます。まだ解答テクを知らないので、間違えるのは当たり前。問題を解くたびに基礎の活かし方を学んでいきましょう。模範解答を理解できないときは基礎の理解が不十分の可能性があります。そんな時は教科書に立ち返るのをオススメします。
Step5: 先に進む
学校で使う問題集の標準レベルの問題さえ解けたらひとまず予習完了ってことにしてOK。次の単元に進んで同様のことを繰り返しましょう。
Extra: 少し前に予習した内容も数日おきに振り返る
これ意外と重要です!というのも、自力で学習した分野って当分の間学校で勉強することが無いのもあって、自分が頑張らないとやがて忘れてしまうからです!せっかく習ったことを忘却の彼方へ誘うのはもったいないので、自分の手でしっかり復習しましょうね!(どうでも良いですが私はこの工程を「リハビリ」と名付けてました)
授業は復習の場!
予習を進めまくると、授業の時間なにしたらええねんって声が上がりそうなのですが、私は高3のときに授業を「予習した内容の復習の場」として用いていました。先生の説明を聞いて、自分の理解が本当に正しいのか答え合わせをして、予習時にふと感じた疑問などを質問するのです。多くの先生は予習していないことを前提に授業を展開するので、自分にとって冗長な説明に飽き飽きすることもあると思いますが、そんなときは裏で問題集の応用問題解いといたらええねんw
さあ、予習をはじめよう!
今回は、高校の勉強を予習しまくると色んなメリットが得られますよって話と、具体的な予習方法について説明しました。
これで君も、授業の予習をガンガン進められるはず!明日から知らない単元を切り開いていこう!
予習で分からないことがあったらB.F.S.に尋ねる事もできます
自力で予習頑張れとか書いておきながらこんなことを言うのもなんなのですが、予習する中で分からないことに遭遇したとき、ググること以上に、「それを知っている人」に直接尋ねると手っ取り早いです。大学生の先輩でも良いと思いますが、B.F.S.では現役京大生の学習アドバイザーを揃えていて、そういった疑問に答える体制が整っていますので、もしよければ利用してみてください!(宣伝)