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偏差値80の京大生が教える『センター現代文9割突破の必勝法』ー設問へのアプローチ法 編ー

この記事を書いた人
木村

受験生の皆さん、こんにちは!学習アドバイザーの木村です。

今回の記事は
前回の記事『センター現代文9割突破の必勝法 ー文章の読み方 編ー』
の続編ということで、【設問へのアプローチ法】についてお話ししたいと思います。

文章を正しく読めた事を、設問を解く際に活かすことが出来なければ、高得点は望めません。
従って、今回の記事では、『本文を正しく読めた』人が、それをいかにして『設問を解く際に活かす』のかについてお話ししたいと思います。

この方法論を実践した1年間の成績
  • センター試験本番は【90点/100点】
  • 1年に計5回受けたセンター試験型模試 全て【88点/100点】以上

設問を解く際の状況整理

では、実際の試験で設問を解く時の状況を整理してみましょう。
まず、センター試験は大問が4つで構成されており、試験時間は80分です。つまり、大問1つあたり、20分の解答時間しか与えられていません。さらには、その20分の中に問題文を読む時間も含まれていますので、約10分で10問ほどの設問を解かなければいけません。つまり、設問1つあたり1分で解く、これが〝設問を解く際に与えられた状況〟です。
ここから分かることは、解答に与えられた時間は十分には思えない、と言うことです。勿論、各々の現代文の学力も異なるので、人によってはこの時間を十分に感じる方もおられるかと思います。
今回の記事では、この【1分/1問】という時間に対して、「短い!」と感じられる方に向けた方法論となっております。
では、状況が整理できたので、短い制限時間の中で、確実に正解の選択肢を選ぶ方法論を見ていきましょう!

設問を解く際の手順

これからご説明する方法論には、守るべき手順があります。この手順をしっかりと踏むことによって、正解の選択肢を選ぶ確率をグッと上げられます。その手順は以下の通りです。

手順
  1. 設問文を理解する
  2. 設問の該当箇所の整理
  3. 正解となる解答の予想
  4. 選択肢同士の比較
  5. 決定!

1.設問文を理解する

まず最初にすべきことは、設問文をしっかりと理解することです。今あなたが問われていることは何であるのかを理解出来なければ、的外れな選択肢を選んでしまったり、間違った選択肢に引っ張られてしまう事が起きます。従って、この設問文を『正確』に理解することは、正解の選択肢を選ぶための必要不可欠な事です。

しかしながら、現代文で問われる事は大きく2つの事に限られています。そのそれぞれに対しての対処法を覚えてしまえば良いだけです。

問われる事の代表例
  • (A)理由説明
  • (B)内容説明

(A)【理由説明】への対処法

基本的に物事は因果関係によって成り立っています。つまり、次のような論理関係が基本的には必ず存在します。
『AはBだからCになる。』
この、理由説明タイプの設問においては、傍線部がCに引かれている事がほとんどです。つまり、あなたは『AがCになる』理由となる〝B〟の箇所を傍線部付近から見つけだす事を目標にすればいいのです。

(B)【内容説明】への対処法

この設問では傍線部が『AはBだからCになる。』という全て、もしくはBが抜けた部分に引かれていることが多いです。しかしながら、引かれた箇所は分かりにくい表現になっている事がほとんどです。つまり、あなたはA.B.Cそれぞれの分かりやすい言い換え部分を探すことを目標にすればいいのです。また、多くの場合、Bが抜けていることがあり、いわゆる【内容説明+理由説明】の設問構成となっている事がほとんどです。

2.設問の該当箇所の情報整理

設問で『問われている』を事を十分に理解し、『自分は何を答える事を目標にすればいい』かを理解できれば、次は、設問の該当箇所となる本文の傍線部付近に戻ります。
傍線部付近には、本文を読んだ際に、重要だと感じて線を引いた箇所が複数あるはずです。ここで、設問で問われている内容に合わせて、線を引いた箇所から、解答に必要な情報=『解答要素』をピックアップします。ピックアップした内容は頭に入れて下さい!

例えば、理由説明タイプの問題であれば、Bとなる箇所を、線を引いた複数の箇所の中から探しましょう!内容説明タイプの問題であれば、A.B.Cのそれぞれの言い換えとなる箇所を探します。そして、それらを頭に入れます。

3.解答の予想

さて、設問の内容を理解し、そして解答に必要となるフレーズや、言い換え表現を頭に入れました。次は、それらを使って、ある程度『どのような解答が正解の選択肢となっているのか』を予想しましょう

例えば、理由説明タイプの問題では、『AがCとなるのは、〝地球温暖化がすすんでいるから〟だ。』が正解の選択肢もこんな感じになるだろう〜、と言った予想を立てるのです。

4.選択肢同士の比較

ここまでで、解答の予想は出来ました。ここから、選択肢の中で、自分の解答に一番近い、つまりは、自分が本文からピックアップした『解答要素』となるキーワードや、言い換えが含まれ、さらに大事な事で、『論理関係』も破綻していない選択肢を選んで下さい
注意して頂きたいことは、本文から自分が見つけたキーワードや言い換えが入ってさえすれば良いというわけではありません。

例えば、理由説明タイプの設問における、選択肢として、紛らわしい物もあるのです

紛らわしい選択肢

・『AはCだからBである』
→確かに、A〜Cの全てのキーワードが入っているが、BとCの順番が入れ替わり、論理関係が正しくない。
・『AはBだからDである』
→Bは含まれているが、解答要素ではないDが帰結部分におり、的外れな解答となっている。

センター現代文の設問が難しくなる理由は、どの選択肢も本文にあるキーワードを使っているからなのです。
つまり、自分で解答を予め予想しなければ、全ての選択肢が正解に見えてしまうのです。無理もありません。選択肢に散りばめられたキーワードは、本文の言葉を使っているからです。
では、それらの選択肢の中で、唯一の正解の選択肢の特徴はというと、論理関係が正しく、設問で問われている事へのレスポンスがずれていない、と言うことです。
選択肢の中には、本文の言葉を使って、本文に書かれた間違っていない事を書いているものもあります。しかし、それを該当の設問の答えにして良いのか?という事が大切です。

例えば、『りんごが美味しい』理由を問うているのに、『カレーはスパイスが効いて辛くなっている』と書いている選択肢を選んではダメです。仮に、カレーはスパイスが効いて辛くなる、という表現が本当に本文にあったとしても。

だからこそ、1つ目の手順で、問われていることを『正確』に理解する事が大切になるのです。

5.決定!

設問で問われた内容をきちんと理解して、それに答える解答要素を本文から見つけ出し、そしてある程度、正解の選択肢はどうなるのかを予想すれば、どれだけ選択肢が本文の言葉を用いて「5つとも正解っぽく見えた」としても、唯一の正解の選択肢を選ぶ事が出来るはずです。

まとめ

以上、前回から続く、センター現代文の特に第1問の評論問題に焦点を当てて、その方法論を伝授しました。
しかしながら、方法論は、数学の公式と同じで、使いこなせなければ使い物になりません。ここでいう、使いこなせるとは、無意識のうちにその方法論を実践できることを指します。
制限時間が限られている中で、いちいち方法論を思い出しながらしているようでは、余計に時間が無くなります。だからこそ、演習が必要なのです。
どうか、明日から本番までの演習時間の中で、上の方法論を習慣レベルにまで刷り込ませるようにして下さい!

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