みなさんこんにちは。
学習アドバイザーの木村です。
この度は、生徒様から頂いた質問
『模試の直前って、何を復習すればいいの?』
にお答えしたいと思います。
同じ悩みを抱えていた方、またこれまでの自分の復習方法をブラッシュアップしたい方は是非この記事を参考にして下さい。
各教科について、より深く詳しく知りたい方は
是非『学習コンサルティング』をご利用下さい。
模試の直前に復習すべきこと
では早速ご質問にお答えしたいと思います。
Q.模試の前にはどんな事を復習すれば良いのか?
前提
まず大前提として復習の方法と内容は
『教科』によって異なる、ということです。
以下にはそれぞれの教科についてお書きしたいと思います。
英語
復習した内容がそのまま本番に直結するとすれば『英文法』です。
しかしながら一口に英文法とは言っても、その範囲も量もかなりのものがあります。
勿論、全て復習できるに越したことはありませんが、現実的に難しいでしょう。
従って、英文法の問題で頻繁に問われる単元を重点的に復習しましょう!それは以下の3つです。
①時制
②仮定法
③過去分詞・動名詞
です。
本当の直前の『もう時間がない!』という段階においては、上の3つを優先的にこなしましょう。
よく、直前期に英単語帳を開いている方を見かけますが、時間対効果を考えるならば、やったことが本番に出る確率の高さで『文法の復習』をする方が賢明です。
国語
復習した内容がそのまま本番に直結するとすれば、古文における『文法』と『単語』です。残念ながら現代文における復習で、時間対効果の観点で有効な復習事項は殆どありません。現代文を方法論的にきちんと学ばれている方は、見直し程度にそれらを復習するのも良いかと思います。
しかしながら、直前であれば古文の復習がやはりコスパ◎です。
特に古文における上の内容を復習して下さい。古文の文法と単語は、英語のそれらと比べてそれほど量も多くないので、復習した内容がそのまま出る、という事も珍しくありません。
数学
復習した内容がそのまま本番に直結するとすれば『公式の再確認』です。いかなる数学の模試においても、前半の問題は比較的容易な問題が多いです。つまりは『公式をそのまま用いる』レベルの問題という事です。この失点してはいけない問題を確実に得点する為にも、公式の再確認は入念に行いましょう。また計算ミスを多くする方は、自分のミスを犯しやすい計算過程を再度確認するのもおすすめです。
社会
復習した内容がそのまま本番に直結するとすれば、細かい箇所の復習ではなく『大まか流れの確認』です。日本史と世界史などであれば、年号を基に時代を追っていくのがオススメです。もしくはテストの範囲が決まっているのであれば、その該当箇所の大まかな流れの確認を行いましょう。地理に関して言えば、地域別に復習をすることをお勧め致します。普段から自分が頻繁に間違える単語や、分野を明確にして記録している方であれば、それを優先し、ど忘れでの失点を防ぎましょう。
理科
復習した内容がそのまま本番に直結するとすれば、『苦手分野の確認』です。理系文系問わず、2科目以上を受験される方がほとんどであり、やはりそれら全てを復習する事も難しいかと思います。従って、特に苦手な分野があるのであれば、その範囲の確認を行いましょう。
あなたなりの受験
以上、大まかな復習法について書きましたが、社会や理科に関しては、科目によって一概に言えない部分もあります。
またその人の性格・成績・得て不得手によってその方法にも変化が生じます。
私にあった復習方や勉強法、計画を知りたい方は、是非学習コンサルティングをご利用下さい!