受験生の皆さん、こんにちは!
以前「英語の勉強法」を紹介しました学習アドバイザーの木村です。
(学習アドバイザー:学習コンサルティングにおいて受験戦略を立案)
今回は、私が受験時代を共にし、そして偏差値80まで上げることを可能にしてくれた相棒達を紹介したいと思います。英語の各分野の中でも《長文対策》《文法対策》《構文対策》についての紹介をします。《英作文》《語彙》についてはPART2で紹介をさせて頂きます。
センター試験で満点を狙いたい方、二次試験で高得点源にしたいという方は是非参考にして下さい。
※あくまでも私の経験からの意見であり「いやそのテキストはあかんで〜」と言われても、私はこれで点数が上がった(センター英語196/200、京大英語120/150)のです。汗
長文対策におすすめ
「内容が面白い」一冊
英語の長文を読んでいて「あかん…つまらない」ということが多々有ります。しかしながら英語で高得点を取る為には、この長文学習を避けては通れません。他方で、読んでいて楽しいテーマのものに関しては、自然と集中できていることが多いです。
そんな「嫌で仕方ない長文の学習が楽しい読書の時間になることを可能にした」のがこの一冊『英検2級 長文読解 問題150』です。このシリーズは比較的短めの長文がかなりの数載っており、本当にオススメです。まずはこの英検2級レベルのものから始め、徐々にレベルを上げていきましょう。ちなみに京大で出題されるテーマっぽいもが多数載っており、京大受験者にはよりオススメです。
(過去記事「最強になれる英語の勉強法」)
「絶妙な難易度の問題が載っている」一冊
難単語が散りばめられており、そもそも内容以前に文章が読めないようでは学習は続きません。かといって、簡単な英文ばかり読んでいても入試レベルの実力は身につかない。そんな中この「明治大学」の英語のレベルは、難しすぎる事なくかといって簡単すぎる事もない「適度」な難易度の問題が多数載っています。英語長文の学習においては。次から次に新しい文章を読む必要があります。当然、新しい問題集を短い期間で買い続けなければなりません。その点、この赤本は10年分の入試問題が載っており、量も十分にあります。しかも解説が丁寧でそこもまた嬉しい。明治大学を受験されない方でも、この一冊は英語の基礎力を上げてくれるはずです。
(過去記事「最強になれる英語の勉強法」)
文法対策におすすめ
問題に左右されない「文法力」を身につけられる一冊
よく『ネクステ5周やったんですけど未だにマーク模試の第2問が半分くらいしか正解しないんです…』といった悩みをよく耳にします。さて、この原因はどこにあるのでしょうか。恐らく「慣れ」にあるのでしょう。結局、正解を覚えてしまっており、《文法を理解しているから解けている》状態ではないのです。その結果、出題のされ方が変わり、見た事のない選択肢が並ぶとあっという間に失点してしまうのです。これは「時間をかけて熱心に答えを覚えてしまっている」のです。つまり一つ一つの文法事項に対して「本質的」に理解できている事が必要なのです。文法に多大な時間をかけるくらいなら長文の学習に時間をかけましょう。「急がば回れ」です。短期間で集中的に文法の確実な理解をしましょう。そうすれば点数に結びつかない修練たる問題演習をせずとも、センター試験の第2問レベルであればほとんど失点しないはずです。
そんな「本質的な文法学習」を可能にする1冊がこちら『Evergreen』です。体系的に文法事項がまとめられています。一見分厚くて「手強そう」な見た目をしていますが、その中身はイラストなどを用い、スッキリと理解し易い説明がなされています。この一冊であなたも英語博士に!
構文対策におすすめ
構文解釈の基礎力養成にはこの一冊
構文力とは一体、何を指しているのでしょうか?英語を読むときにそれは必要となるのですが、主に大学入試英語において必要な構文力は「和訳問題に対応できる力」の事です。基本的に速読が必要とされるセンター試験などにおいては、この力が直接的に必要となる事はあまりありません。しかしながら、私大入試でも国公立入試でも二次試験で英語が必要な方のほとんどはこの「和訳問題に対応できる力」が必要となるはずです。構文の学習は難しすぎるテキストを使うのではなく、基礎的な内容を載せたテキストをやり込む事が大切です。実際、例外とされる構文に出会う事はほとんどありません。常に「基礎」を問うてます。和訳が苦手な方はこの基礎学習の抜けがあるはずです。
構文力の基礎力養成において私がお勧めするのはこの一冊『基礎 英文解釈の技術100』です。基礎的内容の充実度が高い点が良い所です。構成としては、最初に和訳問題が載っており、見開き2ページにかけて、その問題における構文解釈のポイントが整理されています。
和訳添削指導におすすめ
入試で減点される理由が分かる一冊
英文和訳を課す大学入試は少なくありません。国公立大学は言うまでもなく、私大入試でもその和訳力は問われます。そして、英文和訳や英作文の学習において、第三の視点から添削を受けるということは必ず必要になります。しかし添削してくれる人が周囲にいない、という方もおられると思います。ここで考えたいことは「添削の意味」です。つまり何が悪いのかを知る為に添削は施される必要があるのです。ただ正解の解答例だけ見せられても、自分の回答の悪い点を修正出来ない限り、同じミスをし続けてしまいます。それを避ける為に添削はあるのです。
ここで紹介するテキスト『減点されない英文解釈』は、その「何が悪いのか」を丁寧に解説した一冊です。良い解答はこうである、の説明に終始せず、何が悪いのかを丁寧に説明した一冊です。独学学習の方には大変オススメです。
B.F.S.の添削指導
受験指導のB.F.S.では英文和訳の添削指導も行っております。添削指導者は現役の京大生。その他の添削指導と異なる点は「限りなく受験生目線の添削指導を受けられる」点です。何をもって、受験生目線かそうでないかを区別しているのか?それは、受験生が本番の緊張した状態でも作ることの出来る答案を意識した添削になっているかどうかです。巷に見る添削指導において「模範解答」とされる答案は、一見素晴らしく非の打ち所の無い答案になっていますが、それって本番で受験生が書ける答案でしょうか?その解答を見せて「こう書くのが正解です」と言っても現実問題として困難です。つまり、添削指導で大事なことは「受験生目線の答案を見せてあげる」ことなのです。B.F.S.の添削指導ではついこの間に、京大で合格答案を書き上げた京大生が添削するからこそ、受験生目線の添削が可能となっております。
B.F.S.の添削指導を受けてみたい方や、興味を持たれた方は《コチラ》からお問い合わせ下さい。具体的な料金、添削方法をご説明させて頂きます。
まとめ
受験において大切なことは、正しい方法で正しい量の努力をすることです。つまり、勉強時間をどれだけ確保できていても、その中身が充実していなければ、努力量が結果に反映されません。その中身を左右する一つの要因が参考者や問題集なのです。どんな参考書を用いても努力さえすれば間違いない、は半分正解で半分不正解です。確かに参考書選びばかりに気が向き、結局1冊を燃焼しないまま浮気ばかりしていては何も身になりません。しかしながら、同じ勉強時間を費やすのであれば、やはりそこで用いる道具=参考書も少なからず選択が重要となってきます。あくまでも、ここで紹介したものは、私の受験が成功したという前提の下で「用いると良い」と判断しています。もし前提条件を疑わない事が可能であれば、是非参考にして下さい。
学習コンサルティング
この記事を執筆しています私「木村」は、受験生の戦いをサポートすることに徹しております。今現在、受験において悩みを抱えられている方や不安が募っている方、もしくはお子様の受験に対して不安を抱えられている方は、是非一度私にご相談下さい。高い確率でお役に立てるアドバイスが出来ると思います。皆さまからのお問い合わせをお待ちしております。
問い合わせは《コチラ》から!