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情報系って何やるの?現役の情報系学生が情報系学科のウラとオモテに迫ります!(その1)

この記事を書いた人
おっぐ

こんにちは!京大A判のおっぐです。

さて、私は大学院生なのですが、大学時代は工学部の情報系の学部に所属していて、コンピューターサイエンスに関する勉強をしていました。

情報系の学部学科って割とベタな進学先でありながら、高校の勉強と全く異なることを1からはじめるところでもあるので、情報系に進学した人の中には「全然俺に合ってなかった!」って後悔する人も毎年一定数います。

そこで、今回からいくつかの記事に分けて、情報系の専門ってどんなことをするのか、そしてどんな人が向いているのかについて私の例を挙げながら書いていきたいと思います!パソコン好きには必見の連載です!

今回は、そもそも情報系の学部学科ってどんなことをするのかについて扱います!

注意!

今回の記事で扱うのは、私が所属していた大学の情報系学科の例です。工学部の「情報学科(情報科学科)」みたいなシンプルな名前の学科ならば大抵当てはまると思いますが、特に私大の「◯◯情報学部」みたいなところだと情報とは名ばかりでコンセプトが全くもって異なることがあります。志望する学部学科を決める際は必ず学校紹介パンフなどで情報を確認してください!!

高校生が抱きがちなイメージ

高校生のみなさんが考えがちな情報系学科の例です。

  • パソコンのソフトを使う力を磨くところ?
  • プログラミングの力を養うところ?
  • パソコンの黒い画面でコマンド打ちまくるところ?

実は、どれも不正解!!!

…であり、正解でもあります。というのも、この2つは情報系学科の主な目標ではないのですが、どちらの能力も副産物みたいな感じで手に入れることができるからです。

情報系の学科って何をやるの?

情報系学科の目標をざっくり言うと、「コンピューターの周りの知識を深めて、それを応用する力を養う」ことです。

今の世の中、身の回りにスマホやPCがあります。そして、スイッチ1つでそれが起動して画面が映り、その上でソフトを立ち上げるとインターネットに繋がって他の人と画像などのやりとりができるようになりますよね?

よく考えてみてください。なんで小さい箱みたいな物体でそんなスゴイことができるのか不思議に思えませんか?

情報系の学科に進むと、そんなごく当たり前な疑問を晴らすことができます。ちょっと詳しい人なら、コンピューターを構成するパーツとしてCPUとかメモリって名前を聞いたことがあると思いますが、情報系の学科は、これらがどういう仕組みで動いているのかもしっかり教えてくれます!なんなら自分で簡単なCPUを設計することもできるようになります!自分で1からコンピューターを作れるなんてスゴイ!

情報系の学科へ行くとプログラミングができるようになるワケ

さて、こうして情報系の学科では、コンピューターを骨の髄までしゃぶり尽くすのですが、当然ながら、しゃぶり尽くすためにはプログラミングでコンピュータを動かせるようにならなければなりません。ですので、多くの情報系学科では、1年生か2年生からプログラミング言語を学ぶことになります。もちろん、プログラムの書き方を学ぶだけじゃなくて、実際にプログラミングで何かを作る授業もたくさんあります。ちなみに私は大学の授業でチャットソフトとか作りました。

そうして、学生たちは図らずもプログラミングが書けるようになるわけです。パソコンのソフトや、黒い画面のアレ(コマンドプロンプトとか)も授業の一環でガンガン使うので、学生はだんだんと使い方をマスターしていきます。

プログラミングを仕事にしたいなら話は別?

さて、情報系の学科ではプログラムの授業があって、学生ならばそれなりにプログラムが書けるようになるのですが、プログラマーとしてガンガン食っていこうと考えているならば少し事情が変わってきます。

と言うのも、大学で学ぶプログラムと、仕事で使えるプログラムの間にちょっとしたズレがあるからです。

ズレ1)プログラミング言語の違い

まず、プログラムには様々な言語があります。C言語とかJavaとか聞いたことがある人がいると思いますが、これらはプログラムの言語の1つです。そして、プログラムは目的や用途によって使う言語が様々で、言語によって書き方やルールが異なります。

大学で学ぶプログラムは、前述した通り、コンピュータの仕組み(やプログラム言語の仕組み)を学ぶことがメインの目的なので、これらの学習に直結した言語(C言語とかJavaとか)が選ばれがちなのですが、一方で、仕事で使うプログラムにおいてはコンピュータの学習とかもはやどうでも良くて、書きやすい&その業界のメジャーな言語が選ばれるので、両者の現場で好まれる言語が異なることが多々あります。

ズレ2)授業で身につくレベルと仕事で求められるレベルの違い

さらに、大学におけるプログラミングの授業は、必ずしもプログラミングマスターを養成するためのものでないので、大学の授業だけでは仕事に使えるほどのスキルが身につきません。例えば、大学の授業で培ったスキルだけでWebサイトやWebシステムを作るのは至難の技です。

プログラミングを仕事にしたいなら必ずしも情報系学科じゃなくておk

よって、即戦力として就活を有利に進めたい場合は、大学の授業だけに甘んじるのではなく、自分でプログラミング言語を学習して、自主的にいろんなプログラムを書いてみることが必要です。

そうした自習と実践は必ずしも情報系の学科に所属しないとできないものでもないので、将来プログラマーなどになりたい方は必ずしも情報系の学科と言う選択肢に囚われない方が良いこともありますよ。

終わりに

情報系の学部学科では、コンピューターの仕組みを徹底して学び、その過程でプログラミングを書いたりパソコンソフトを使ったりしていくのですが、プログラミングで食べていくためには、大学の授業だけではなくて日頃からの自習や自主制作の努力が必要なのでした。

次回は、情報系の学部学科の4年間に迫っていきたいと思います!

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