受験生の皆さん。こんにちは!京大文学部卒で主に京大受験生の添削をしております木村と申します。
今回の記事では
- 入試において英語や国語で論述問題があり、
- さらにまだ添削指導を受けられていない方へ向けた、
添削指導ってすごく大切ですよということ論理的にお伝えするための記事となっております。この記事をご覧になり添削指導の重要性を理解された方は、未来の合格に向けて今すぐにでも添削指導を開始しましょう。
そもそも添削指導とは?
添削指導とは何か。例えば、英語でいうと和文英訳の答案や、数学でいうと記述式の答案などといった、受験生が作成した答案の出来が良いのか悪いのかを見極め判断してもらう指導ということです。受験風に言えば、ご自身の答案が点数に結び付くか否かについて、もしくは減点を招くか否かについて、その道のプロに意見を求めるということです。
添削指導の重要性
受験における記述式の答案にはいくつものルールが存在します。
- これはしちゃいけない
- あれはしてよい
- それは場合に限り許される…
といった細かなルールです。そして残念なことに、そのような無数のルールを学ぶための機会は一般的には学校の授業などではありません。
ルールを知らない受験生の結末
では、そのようなルールを知らずに受験日当日を迎えた受験生はどうなるでしょうか。いうまでもなく、「ルールを学んだ受験生」が得点を取る中、ご自身は不正解と失点の積み重ねで不合格となってしまいます。
ルールを知る者は添削者を操れる
ここまでのお話を整理すると、受験生は大きく2タイプに分けられます。
- 一方は、記述答案のルールを知っている受験生。
- 他方は、記述答案のルールを知らない受験生。
さて、入学試験で提出された受験生たちの答案(努力の結晶)は誰が採点するのでしょうか。基本的には、受験された大学の教員たちになります。つまり、機械が採点するのではなく、人が採点をするのです。
では、人である教員たちが2枚の答案を見たとします。
- 一方は、記述答案の作法・ルールに沿って仕上げられた答案
- 他方は、記述答案の作法・ルールが無視された答案
この2枚の答案を見た添削者(=教員)が感じることは2つです。前者はきちんと1年間かけてルールを学ぶ努力をしてきたんだな。後者はその努力を怠ったんだな。添削者が人であるからこそ、答案から読み取れる情報に印象は左右されてしまうのです。
後者の受験生はこう思うでしょう。「いや違うんです。ルールを学ぶ努力は確かに怠りましたが、それ以外の努力に時間を費やしたのです」しかしながらこの主張は添削者には届きません。
一度印象が悪くなってしまった答案に対して添削者がその印象によって厳しめの採点を付けてしまうことも可能性としてはあるでしょう。にんげんだもの。だからこそ!受験生は1年の努力をそんなことで水の泡にはしてほしくなく、しっかりと記述式答案のルールを学ぶ必要があるのです。

早いもの勝ちの対策
添削指導を始めるのに早すぎることはありません。可能な限り早めに始めることをお勧めいたします。
1点目:百戦錬磨の対策
記述式の答案に対するルールというものは「ここまで覚えればOK」という明確なラインは存在しません。つまり着手する時期が早ければ早いほど、より厳密にいうと、費やした時間が長ければ長いほどライバルよりもルールや作法を身に着けられるということです。こなした場数が本番であなたを支え、そして添削者に良い印象を与えられる確度を高めるのです。
2点目:第3の目を開眼
添削指導を受けるべき理由がもう一つあります。それは添削者の目を養うということです。
添削者の目を養うということは、「採点ポイント」を押さえられるということです。「添削者はどのような観点で良し悪しを判断するのか、どのような記述を減点とするかなど」を理解するということです。
この「添削者の視点」を理解できるようになると「試されているポイント」を予測できるようにもなります。「この問題はこの部分の理解度を問うているのだな」とか「ここではこのルールを知っているかを問われているのだな」といった予測立てられるようになります。

ここまで書いてきた「ルールを知る」や「添削者の目を養う」ことは一朝一夕では成しえません。1秒でも早く対策に取り組むことが必要となります。
添削を実際に始める
さて、添削指導を受けることの重要性を理解していただき、今すぐにでも始めるべきことも感じ取っていただけたかと思います。ここでは
- 誰に
- いつどれくらい
- どこで
添削指導を受けるべきかについて解説したいと思います。
誰に
添削指導を受ける場合、まずは誰に添削してもらうかを考えることになります。一番ベストであることは、受験される大学に合格した経験者に添削してもらうことです。さらに言うと、ここ最近でその大学に合格した人がベターです。なぜなら、最新の記述式答案のルールや作法を理解しており、さらに近年の合格基準を突破しているためです。
いつ・どれくらい
基本的には週に1回~2回の頻度で添削指導を受けていただくのが良いかと思います。あまり回数が多すぎると暗記・定着をすっ飛ばしてしまい、答案を提出することが目的となってしまうからです。程よい頻度で添削指導を受けて技術や知識をインプットする時間もしっかりと確保しましょう。
どこで
学校や予備校で添削してもらえる機会がある人は積極的にその機会を利用してください。一方で、宅浪であったり、添削してくれる人が周りにいない人は、オンラインで可能な添削指導サービスをご検討下さい。
おすすめ添削指導
「受験指導のB.F.S.」の添削指導サービス
受験指導のB.F.S.が提供する添削指導がおすすめな3つの理由
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論述式問題の数が日本トップクラスの京都大学に合格した現役京大生による添削指導を受けられる
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現役京大生であるので最新の論述式答案のルールやテクニックを学べる
-
添削後の解説授業も可能
不合格が見えた瞬間
ここまで記事をご覧いただき誠にありがとうございました。最後になりますが1つ私のお話をさせて下さい。何を隠そう私は添削指導を一切受けずに受験本番に臨んだことがあります。憧れた京大。ここで受かって京大生になるんだー!と意気込んで臨んだ試験で泣きそうになりました。どうやって英作文を書いたらいいのか分からない。どうやって国語の記述解を書けばいいのか分からない。試験本番中に顔が青ざめました。奇跡は当然起きず不合格となってしまいました。その時の記憶は常に自分を律してくれ、次の1年間はきっちりと添削指導を受けて合格をつかみ取ることができました。おしまい。