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これだけ読めば過去問はバッチリ!過去問演習のイロハを凝縮しました

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おっぐ

こんにちは、京大A判のおっぐです。今回のサムネ、激寒YouTuberみたいでごめんね。

あと二週間で怒涛の「秋模試シーズン」が始まりますが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。
私が現役受験生だった頃、秋の模試は計5つくらい受けました。毎週模試があり、11月に至っては1日しか休みがありませんでした。

さて、秋の大学別模試(〇〇大オープン模試や〇〇大実戦模試)に備えて、赤本青本を使った大学個別試験(国公立2次など)の過去問演習に励んでいる人も多いと思います。しかし、「過去問ってどれだけ頑張ったら良いの?」など、色々疑問があることでしょう。

そこで、私の経験などに基づきながら、大学個別試験の過去問の解き方などについてみなさんの疑問にお応えしたいと思います。

目次(クリックで該当箇所へ移動)

過去問ってなんで解くの?

過去問の用途はだいたい次の2つです。

出題形式や出題分野の傾向を掴む

これが一番の理由です。入試問題は、受験生への配慮なのか、問題を作るのが面倒なのか、毎年似たような形式で出題されます。この形式に慣れるとともに、入試に直結する学習分野を知るために過去問を解きます。

本番を模して自分の立ち位置を知る

過去問はもちろん何年か前の入試本番に出た問題です。過去問を本番さながらの条件下で解くことによって、本番に求められる時間感覚や解答すべき問題などの戦略を把握することができます。

特に、大学入試は入試の合格最低点などの結果情報が公開されます。過去問を本番みたいに解いたあと、ざっくりと採点して、合格までの具体的な距離を測る使い方も可能です。

過去問ってどれだけ解いたら良いの?

私は20年分以上解きました

基本的に解けば解くほど良いです。受験校の問題に慣れ、その特徴を把握することは、入試の対策として非常に効率が良いからです。

私の場合、志望校の英語・数学の問題は20年分以上解きましたし、理科も各15年分以上解きました。ここまで頑張らなくても、少なくとも2015年度以降の問題は解くと良いです(理由は後述)。滑り止めの大学についても、出題形式を掴むために3回分くらいは解いておきたいところです(”年”でなく”回”なのは、私立大などでは1年に何回も入試があるからです)。

一部の難関大ならば、10年〜25年分の過去問をまとめた冊子が販売されています。その他の大学についても、高校の進路指導室などに赤本のバックナンバーがあるはずですので、一度確かめてみましょう。

こんな時は問題を解いても意味が薄い

ただし、これにも条件があります。出題形式が今と大きく違わない範囲内においてです。過去問が価値をもつのは、今年度入試の出題形式・傾向の手がかりになるから。入試にはときどき大きな傾向変化がありますが、そうした変化が起きる前の問題はもはや今の入試と大きく異なるので頑張って解かなくても大丈夫です。

過去問ってどうやって解いたら良いの?

過去問の解き方はざっと3種類あります。問題演習の方法そのものを知りたい時はこちらの記事をどうぞ。

大問ごとに解く「ひとくちタイプ」

30分くらいの時間を用意して、大問1個に取り組むタイプです。スキマ時間に取り組めるので、負担が少ないのが特徴。この解き方は、大問ごとに現れる出題のクセを見るのに役立ちます。過去問を5年分10年分とガンガン解き進める時にオススメです。

私は10月〜2月にかけてこの方法で20年分以上の過去問をさばきました。

1科目を通しで解く「ディナータイプ」

科目の解答時間+復習の時間を設けて、1科目まるまる解答するタイプです。こちらは、試験の時間感覚や、問題への取り組み方に関する戦略を考える上で役立ちます。最近3年分くらいの過去問を使って取り組んでおきたい方法です。

私は、センター試験前後〜入試直前にかけてこの方法を使いました(問題は5年前くらいのものを使っていましたが…)。

受験科目を通しで解く「フルコースタイプ」

1日〜2日のまとまった時間を用意して、試験本番と全く同じスケジュールで全受験科目に取り組む修行です(笑) 入試って朝から夕方までタイトなスケジュールで問題に向き合うことになるので、後半に集中力がなくなりがち。そうした、試験全体を通じた精神力の変化を捉えるために有効です。修行なんて言ってますが、1,2回くらいやって終日入試を受けるキツさを覚えておくと本番怖くありません。

私は、11月に大学別模試を受けまくって己の体力を悟った(京大理科の3時間ぶっ通しは本当苦行)ので、自習の中でこの修行に励むことはありませんでした(笑)

出題範囲が違う年があるんだけどどうしよう?

「現行課程」「旧課程」、はたまた「旧旧課程」という言葉がある通り、高校の学習課程は度々見直され、入試の出題範囲に影響を与えてきました。

最近では、2015年度入試に出題範囲の変更がありました。2014年度以前の入試の出題範囲は「旧課程」に基づいています。実は前の章で解くべき過去問の年度の境界を2015年度に置いた理由はここにあります(笑)

といっても、「現行課程」と「旧課程」の変更点はあまり大きくなく、数学と物理において次に掲げる程度の違いしかありません。それ以外の科目は、10年以上にわたって範囲に大きな変化がないので、安心して過去問を解きまくってください

数学

2014年度以前は、「複素数平面」が出題範囲でなく、代わりに「行列」という分野が範囲に含まれていました。よって、2014年度以前の問題を解く際は、「行列」の問題以外に取り組みましょう。読者の皆さんは行列を知らないと思いますので、その見本を下に載せておきます。こんなやつを見かけたら避けようね!↓

ちなみに、「複素数平面」の問題は、2005年度以前(旧旧課程)の入試に遡ると再登場します。多くの大学では2005年度以前の問題を参考にして新しい問題を作る可能性が考えられます。これらの過去問も解いておきましょう。

物理

2014年度以前は、「原子」を出題範囲とする大学がほとんどありませんでした。京都大学が珍しく原子を出題範囲としていましたが、実際に出題されたのは2008年度のみ。よって2014年以前の問題から原子の問題の手がかりを得るのは困難です。

とにかく原子の問題を解きたい場合は、2015年度以降の他大学の問題を解くのがオススメ(2017年度の九大など)。また、力学などの他分野については現在とほぼ同じですので、2014年度以前の過去問が十分役に立ちます。

過去問やってたら他はやらなくて良い?

過去問は絶対に出ない問題集!

直前期の受験生の中には過去問だけをひたすら頑張っている人がいます。しかし、過去問以外の問題も解いた方が良いです。

理由は簡単で、過去問から出題されることは無いからです。当たり前な話、大学入試の問題は毎年変わります。過去問は、出題形式に慣れることにこそ有用ですが、一方で絶対に出ない問題を集めた問題集でもあるのです

勉強したことを入試に出すためには、過去問以外の問題集、例えば予備校などが出している市販の問題集や、他大学の過去問を使って勉強しましょう。

大学別模試やその過去問がオススメ

難関大の受験生ならば、大学別模試の受験がオススメです。本番と同じ問題形式・受験環境で実力が試せるだけでなく、解いた問題がワンチャン入試に出る可能性も孕んでいます。まさに過去問の旨味と市販の問題集の旨味を兼ね揃えたハイブリッドです!

ちなみに、一部の難関大では河合塾や駿台が大学別模試の過去問を冊子にまとめて販売しています。難易度は本番と比べて少々高めですが、演習の材料にもってこいです。

おわりに

今回は、大学入試の個別試験の過去問に取り組む方法についてQ&A形式で徹底解説しました!過去問演習を通じて入試のコツをうまく身につけましょう!

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大学入試の個別試験は、多くの問題が記述式です。そうした記述問題の答え合わせを受験生本人の手で詳細に行うのは困難…

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