コロナ禍に負けない独学<精神面>

受験生・保護者の皆様
いつも記事をご覧いただき有難うございます。
本日も学習コンサルタント・家庭教師をしております木村が記事を執筆いたします。

さて、コロナ禍において受験生の悩みの種の一つに「塾や予備校に通えない」というものがあります。

これが意味するところは、「自分独りで勉強しなければならない」ということです。

ただ、多くの受験生が「独学」を苦手としております。

そこで、今回の記事では、独学の極意なる物をお伝えしたいと思います。
そんなこと言う私自身、宅浪(※)で偏差値を80まで上げて京大合格を手にしました。
その時の経験から、独学を成功させるために必要な4つの力を考察したいと思います。
※宅浪…塾や予備校に通わず、自分で計画を立て参考書を決め受験を行うこと。

独学で大切な4つのこと

今回の記事では、この精神力をピックアップしお話ししたいと思います。

精神力

最も大切だと言っても過言ではないのが、この精神力です。やはり人は、1人で何かに挑戦する時、不安に駆られます。そしてその戦法や戦略を自分で考えなければならない時、その心への負荷がより大きなものになります。コロナの恐怖と相まって、今年度の受験生は特に精神的に不安定な方が多いと予想されます。

「1年だけの辛抱」とよく大人に言われますが、当事者にとってみればその１年は永遠とまで感じる時間です。だからこそ、その戦いを最後までやり切るためには、精神面の安定が不可欠です。

精神面の安定

では、精神を安定させる方法をいくつかご紹介します。

モチベーションを高める

モチベーションが高い時は、無我夢中で勉強に取り組めますよね？戦いが長くなればなるほど、そのモチベーションを高く保つことが重要となります。
モチベーション維持にも色々とあると思いますが、受験生時代の私のモチベーション維持の方法を紹介します。

パンフレット愛読

私の場合「とにかく京大に行きたい！何もかも犠牲にしても行きたい！」と常に感じ続けるために、早朝起きてすぐに京大のパンフレットに目を通していました。学部の説明を見たり、在校生からのメッセージを見ながら、「俺もこの大学に行くんや！」と心で呟き、1日の戦いにゴングを鳴らしていました。365回見られたパンフレットは、本棚で1番ボロボロ本になりました。

バッドイマジネーション

また、集中力が切れ、快楽に負けそうになった時は、不合格になったらどうなるか？について深くイメージを膨らませました。それを考えると、自分が描く薔薇色の未来が、どうしても黒く塗り潰されます。この一瞬の快楽のために、未来永劫の幸福が無くなる。その恐怖でサボりたい気持ちは一気に覚めとにかく勉強に向かうことができました。

人によってモチベーション維持の方法は異なると思いますが、いかにすれば維持できるかを考えることは、いかにすれば点を取れるかを考えることと同じだけ大事です。なぜなら、前者を考えることが結果として後者の実現に繋がるからです。

相談をする

受験において自分自身で考えることは非常に大事なことです。ただ、1人で悩んでもなかなか答えが出ずにいる時は近くの頼れる人に相談してください。時間も有限です。答えを早く出すことも大事なことです。
勉強方法の悩みでも、やる気が出ないことでも何でも良いです。それらを打ち明けることで幾分楽になることがあります。

ただコロナ禍である以上、塾や予備校に行けなく、どうしても相談する人がいない場合もあるかと思います。また両親や兄弟、友達に言えない自分の弱さに関する悩みもあるはずです。

そんな時は私にでも良いのでご相談下さい！
いつでも皆様からのご相談お待ちしております。

当記事執筆者木村への相談窓口ライン

息抜きをする

時には息抜きをしましょう！勉強机や参考書を見るだけで憂鬱な気分になることだってあります。そんな時は思い切って丸一日休んでみるのも良いかと思います。サイクリングでも映画を見るのでも眠るのでも何でも良いです。

ゲームをやっていてたまにあると思うのですが、久々にやってみたらできた！みたいな事は受験でもあります。疲れた脳や精神を休めるためにも、息抜きをするのも大切な事です。

以上が独学を成功させる上で大切な精神力についてのお話でした。
ただ、今この時点で非常に悩んでおり勉強に手が付かないなんて人は、まずは相談してみてください。

きっと前向きになれるアドバイスをできるかと思います！

次回は計画力についてお話しいたします。
To be continued…