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不合格になる受験生の特徴 ー改めて、自分を見つめ直そうー

この記事を書いた人
木村

受験生、そして受験生の保護者の皆様
こんにちは!学習アドバイザーの木村です。

今回の記事では、自分の受験時代の経験と、そして指導者として多くの受験生を見てきた経験を元に、不合格になる受験生の特徴(行動・習慣・考え方)ついてお話ししたいと思います。

この記事の意図

私はこれまで何百人の大学受験生(ここでは高3生と浪人生と定義する)を見てきました。そして自分自身も人より長い期間、受験に向き合ってきました。

そんな私は、今現在受験中の皆さんよりも「受験における善し悪し」を心得ているかと思います。この善し悪しは、つまりは「合格する為の善し悪し」です。

受験生が受験期間中に自分の事を客観視出来る事は非常に難しいです。自分を客観視して、自分の悪い点をその都度修正する事が出来る人が少ないからこそ、入試で第一志望に合格出来る人はほんの一部なのです。

そこで、今回の記事では、本当は「そうあってはならない」状態であるのにも関わらず、それに気付けていない人に、気付く機会を提供する事を目的にしております。

是非、この記事を通じて、自分を客観視する事を行なって下さい。
受験まで残り僅かの高3生や浪人生の方はこの記事を通じて、いち早く軌道修正を行なって下さい。
高2生以下の方は、時間がある今だからこそ、正しい受験生としての姿を明確に理解し、それに近づけるようにしましょう。

こんな高3生・浪人生は危険

先生や塾をコロコロと変える

自分に本当にあった先生や環境を見つける事は大事な事です。しかしながら、いつまでもそれをやり続けていてはダメです。なぜなら、その先生や環境によって、受験生に提案する計画や勉強法が異なるからです。行く先行く先でやり方や考え方をコロコロ変え、合格できるほど受験は甘くないです。継続こそ力になります。
遅くとも、自分に本当にあった環境を探す活動は高3の春までに終えてしまいましょう。今の時期になっても、あれも違うこれも違うと試行錯誤する事は、何よりも大事な勉強時間を奪います。また、どれだけ短くても決まった方法で6ヶ月はやり続けるべきです。6年制の中高一貫校が東大や京大への合格者を多く輩出する訳はここにあるのです。

新しい問題集ばかりに手を出す

例えば、同程度の数学の問題集を5冊用意した時に、その中身がすべて異なるという事はありません。8〜9割の内容で被っているはずです。つまり、同程度の問題集であれば、1冊を極めることが近道なのです。
受験生の中には、早く次に進みたく、また新しい問題集に取り組む事に魅力を覚えてしまい、1周しては次の問題集に進み、さらに悪い場合では、1冊をこなしてる最中に次の問題集にも手を出してしまう人がいます。
大切な事は『順を踏む』事です。よく考えて見て下さい。

A問題集とB問題集を解く2つのパターン
 【条件】B問題集はA問題集よりも難しいものとする。また数学の勉強時間は一定して3時間とする。
  • 3時間の数学の学習時間を確保したとして、1.5時間をA問題集に、もう1.5時間をB問題集に使う場合
  • 一定期間の3時間の全てをA問題集に使い、それを理解しきって、次の期間で3時間の全てをB問題集に使う場合。

 

A問題集を理解していないのに、B問題集を同時並行で進めるほど、1.5時間を無駄にする事はないです。A問題集を理解し尽くした後に、B問題集に使う1.5時間と、A問題集すらも理解してない実力で、ほとんど理解できぬままB問題集に使う1.5時間。どちらが密度の濃い1.5時間かは簡単にご理解出来ると思います。
大切な事は、順を踏む事です。気持ちばかり先走り、その気持ちに動かされて、身についていない学力を無視して、次に進む事は止めましょう!

無計画

計画を立てる事は受験において必要不可欠であり、最低限のことです。
「あれをやりたいから〜」「今日はこれをやる気分だから〜」という考えでは、いざ受験を終えて各教科の勉強時間を見た時に、重要な教科に時間を割いていなかった、点数配分の低い教科に時間を割きすぎていた、なんて事が起きてしまうからです。
入試の基本は『配点の高い教科に時間を割いて対策をする』ということです。
また、計画を作ることで自分を律する事が出来ます。計画を立てていない人は、一度ご自身が1日のうちにどれだけ勉強をしているか、ストップウォッチなどで測ってみて下さい。意外と勉強時間が少ない事が分かります。
つまり、計画を立てる事によって、自分が出来ていない事実を認識出来るのです。その事実があるからこそ、明日の勉強で取り返せるのです。自分の勉強を管理出来ていない人は、反省することが無くなってしまうのです。つまり成長が鈍化します。

計画に実現性がない

また一方で、実現できない計画を作る人もいます。計画は立てるだけでは意味がなく、実現してこそ意味を成します。計画を立て・こなす上で大切な事は、少々の負荷であれば、それを乗り越えて計画を実行するべきです。しかしながら、あまりにも自分の体力や集中力に相応しくない計画を立てる人がいます。そんな計画は本人に実行されません。昨日も実行できず、今日も実行できず、明日も実行できない。こうなった時、本人は「計画をこなさない事に慣れ」てしまうのです。ここを麻痺してしまっては、上と同じように反省できなくなってしまいます。あくまでも『少し』無理をすればこなせる計画に留めておきましょう。成績や学力に余裕のある人は、無理せずこなせる計画でも大丈夫です。

休憩とサボりを区別していない

勉強している時、どうしても集中できない時や、モチベーションが上がらない時があります。それはどんなに優秀な人にも訪れるはずです。そんな時は『休憩』を取り、気分転換を図り、体力を回復して下さい。
しかしながら、その『休憩』が度を越し、合格にとって不利益を被るようになった時、それは『休憩』ではなく『サボり』になってしまいます。『休憩』は合格する為に取るものであり、『サボり』は合格を遠ざける為にあります。自分の現状の学力や成績に見合っていない休憩時間を取り、心の中で「これは息抜きだから」と自分を納得させる事は『逃げ』です。受験において、本当に勝つべき存在は『ライバル』ではなく『あなた自身』なのです。

時間を意識していない

入試には『試験時間』というものがあります。少なくとも大学入試においては、試験時間がない入学試験は皆無に等しいのではないでしょうか?その事を分かっていながらも、時間を気にせずダラダラと問題を解いている受験生が余りにも多すぎます。それ故に、入試本番になって突然時間配分をする羽目になり、それが上手くできずに、試験時間が足りなかった、という事になってしまうのです。それを防ぐ為にも、普段の勉強から、『この問題だと大体これ位の時間で解こう』と決めた上で問題を解いて下さい。そこで養った【時間感覚】が入試本番で【時間配分】を行う時に、正確性を持たせられるのです。

まとめ

以上、私の受験時代の経験を含めて、また多くの受験生を見る中で、春に悔しさを味わう受験生が陥りがちな「間違い」について書いてきました。しかしながら、まだまだ例を挙げればキリがありません。そして、その全てを列挙する事も出来ません。

従って受験生には【入試を見据えた上で考える】という事を常に実践して頂きたく思います。1つ1つの選択に対して、自分の感情や周りの感情を一旦無視し、入試において何が必要なのかという視点で、選択をして下さい。受験勉強は感情ではなく、よりロジカルな考え方で臨む事が大切な場合が多いです。

それでは、明日からの受験勉強も正しい選択を取って下さい。

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