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偏差値80の京大生が語る「合格するであろう受験生」のあり方

この記事を書いた人
木村

受験生・保護者の皆様!お久しぶりです。学習アドバイザーの木村です。

受験記事の更新をしばらくさぼってしまっておりました…しかしこの間にも、第三回河合塾全統マーク模試などがあり、多くの受験生からその結果の報告を頂いておりました。

今回の記事では、前回の模試から飛躍的に点数を伸ばしてきた受験生や、春から常に成績を伸ばし続けている受験生が「なぜ」それを可能にしたのか、について私なりの視点で考察してみました。

是非、点数が伸び悩んでいる方や、ずっと成績を伸ばすことが出来ていない受験生は参考にして下さい!また高2生以下の方にとってもタメになる内容となっているので、迫る受験への備えにして下さい。

目次(クリックで該当箇所へ移動)

1人目:5教科8科目で9割獲得

今月行われました第3回河合塾全統マーク模試で、自己採点の結果「5教科8科目9割」という結果を叩き出した受験生についてお話しします。彼がどうして今回の成績を取れたのか、その原因を私なりに分析してみました。その大きな理由の一つに「合格するであろう受験生の考え方」を持っていることが挙げられます。

見えないライバルを意識する

この考え方というものは「見えないライバルを意識する」という考え方です。彼は非常に長時間の勉強時間を確保しています。彼にその理由を問うと、「自分の目に見えていないところで、ライバルがより長時間・より質の高い勉強をしていることを想定している」と返答が返ってきました。

例えば、勉強時間を決める際でも、「10時間もすれば十分だ」と感じる受験生の頭の中には「10時間以上勉強をしているライバル」を想定出来ていません。仮にあなた以外のほとんどの受験生が11時間勉強していたとすればどうしますか?「そんなこと言っていたら勉強時間に際限がなくなる」という声が聞こえてきます。その答えとして「あなたの持っている力の限りを費やして確保できる勉強時間を確保して下さい。」あなたの限界まで努力した先に手に入れられない目標であれば諦めるしかありません。人間は限界を超えることは出来ません。限りなく限界に近づくことのみ出来るのです。限界を超える努力を要する目標は理論上達成し得ない目標です。(しかし限界まで努力した先に手に入れられないことは「神になる」ようなことだけです。)

どうか、見えないライバルたちを常に意識して受験に臨んでください。あなたがサボっている時、ライバルが何をしているの想像してみて下さい。

2人目:10ヶ月で170点伸ばした受験生

また去年の12月から受験を初めて、今月の模試で3教科で170点伸ばした驚異の受験生についてお話しします。彼のこの結果の理由を私なりに分析してみました。その大きな理由の一つに「圧倒的な努力量」が挙げられます。彼は宅浪生です。現役生に比べて確かに自由な時間を多く確保出来ます。しかし、それと「長時間の勉強時間を確保出来ること」は直結しません。

質は量を追求して得られる

彼はこの10ヶ月、1日12時間以上の勉強時間を必ず確保してやってきました。量では誰にも負けないことが彼の考え方です。日本史は今年から勉強を始め、古文の知識はほぼ皆無、また英語に関しては今年度のセンター試験では200点中50点ほどしかありませんでしたが、地道に努力を膨大に積み重ねました。

質も量もどちらも大事ですが、量をないがしろにして質のみ得られることはほとんどありません。量をこなす中で、自分に合った勉強法を理解し、要領を得られる、つまり「上質」を理解するのです。ライバルに勝ちたい、志望校に合格したいのであれば、まずは人よりも多くの勉強時間をこなしてみましょう。

3人目:京大不合格から5ヶ月で東大A判定獲得

3人目に彼は、見事京大に合格した現役京大生のお話しです。不合格の年の受験、ほとんどの模試での判定は「E判定」。本番もー30点で不合格になり、宅浪せざるを得なくなりました。そんな彼は3月10日の合格発表からの5ヶ月で東京大学A判定を出します。その理由を私なりに分析した結果、彼は「勉強時間を確保する工夫を非常に抜かりなく行っていた」ことが挙げられます。

勉強時間を工夫して確保する姿勢

彼の受験で特筆すべきことは、およそ寝ている時間以外の全ての時間を受験に費やしていた事です。そしてその工夫を非常に丁寧に行っていました。例えば、入浴中の頭を洗っている時にも勉強を続けていました。物理的に不可能に思えますが、彼は次のような工夫をしていました。「入浴前に比較的思考力を要する数学の問題を見て、入浴中に解法を頭の中で組み立てていた」と言います。確かに物理的制約を乗り越えた工夫ですね。

工夫して意識的に勉強時間の確保の仕方の見直しを行えば、結構な量の勉強時間を確保できる事に気が付くはずです。今一度、ご自身が本当に限界まで受験に向き合えているのか確認してみて下さい。

覚悟→量→質→合格

今回の記事で「合格するであろう受験生に特徴的なこと」は「長時間の勉強時間を確保していること」だと分かります。成績が伸びないで悩んでいる受験生のほとんどの人の原因が「努力不足」です。

実際、高い成績を取っている人ほど、しのごの言わずに長時間の勉強時間を確保しています。そしてそれを可能にする、そして長時間の勉強時間に耐えるためには「全てを受験に捧げる覚悟」と「嫌でも勉強を続ける強い気持ち」が必要です。それを可能にした時、成績は自ずと上昇し、結果としてだんだんと勉強が楽になってくるのです。気持ちの上で楽をしたければ、まずは一定期間「嫌な気持ち」を耐えて下さい。

良い成績を取る為には、まずは良い成績を取っている人を真似てみましょう。きっと何かが変わるはずです。

学習コンサルティング

今回の記事を書いた木村を始め、B.F.S.には多くの現役京大生が学習アドバイザーとして受験生の受験をサポートしています。

こんな方におすすめ
  • これから受験勉強を始めたいけど、勉強の仕方が分からない。
  • 残りわずかな期間で逆転合格を可能にしたい。

是非B.F.S.の学習コンサルティングを利用して、皆さんの目標や夢を叶えて下さい。お問い合わせをお待ちしております。学習コンサルティングの詳細は「こちらのページ」から。またB.F.S.ではその他の受験生をサポートするサービスを幅広く展開していますので、ご興味のある方は是非ご覧になって下さい→「サービス一覧ページ」。

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