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偏差値80の京大生が教える『最後の追い込み前に確認したい6の事』

この記事を書いた人
木村

受験生の皆様、こんにちは。京大4年学習アドバイザーの木村です。

受験本番まで残り僅かとなり、いよいよ最後の追い込みを開始する時期となりました。
そこで今回の記事では、直前期に確認すべき6の事をお伝えします!

後から気付いて「やらかしたー!」とならないように、チェックリストを確認するつもりでご覧になって下さい。

目次(クリックで該当箇所へ移動)

1.合格したい理由

そもそもあなたが受験をしている理由は何ですか?ある人にとっては【いい会社に就職する為】、またある人にとっては【ライバルに勝つ為】かもしれません。その理由は人それぞれです。

しかしながら、その受験を始めた根源的な理由を忘れてしまっていては、自分の意思で始めた受験が、誰かにやらされている受験に変わってしまい、ダラダラと進める非常に非効率な勉強に変わってしまいます。

自分から進んで能動的に勉強を行う受験生と、まるで誰かにやらされているかのように嫌々と受動的に勉強を行う受験生では、同じ1時間の勉強をするにしても、天と地ほどその内容に差がついてしまいます。

受験当日になって、取り返せない差ができる前に、今一度「なぜ」受験を始めたのかを改めて思い起こして下さい

2.不合格になりたくない理由

「なぜ合格したいのか」を考える受験生は多いですが、「なぜ不合格になりたくないのか」を考える受験生は非常に少ないです。非常にやる気に満ち溢れ、モチベーションが高まっている時は、その勢いを後押しする為に「合格したい理由」を思い起こして下さい。

しかし一方で、どうしてもやる気が出なくて、勉強に集中できないときなどは、「不合格になりたくない、もしくはしてはいけな理由」を考えて見て下さい。

例えば、【もし不合格になると…】
  • ◯◯を見返すことが出来なくなってしまう。
  • 就職活動に不利になってしまう。
  • もう1年受験をすることななってしまう。

このように、仮に自分が不合格になってしまった時に陥る状況を、思い浮かべたり紙に書き出したりすると、「サボってる場合じゃない(汗)」という気持ちになるはずです。
今一度、「なぜ自分は不合格になることを避けたいのか」という理由を明確にして下さい。

3.獲得すべき点数

最後の追い込みに入る前に、改めて【本番で獲得すべき点数】というものを明確にしておきましょう。
何か物事をする際「自分は“なぜ”それをしているのか」という事を明確にしておく事で、同じ時間に対する努力の質も高まるでしょう。

例えば、センター英語(筆記)であれば
  • 高得点を取る(抽象的な目標)
  • 180点を取る(具体的な目標)

といったような2つの目標の立て方があるとします。私がここで言いたいのは、後者の目標の立て方をすべきだ、という事です。
なぜなら、後者のように目標点数を明確にした場合、試験での点数の取り方をも意識した上で日頃の勉強を行うことが出来ます。180点を取る為には、平均6点の第3問以降では、3つ以上は落とせない。さらに1問あたり2-4点の第1,2問で数点落とすとするならば、第3問以降では間違いを2つ以内に留めなければならない。
となると、英語の勉強をする上で重要なのは【長文】で間違うことのない能力を養わなければならないと意識できる。
つまり、目標点数がより具体的になればなるほど目的意識を明確にでき、質の高い勉強をすることが可能となるのです

4.計画

高まったモチベーションを無駄にしない為に、この計画が非常に重要となります。
より具体的な目標点が定まれば、あとはその点数を取ることのできる能力まで、いかに自分を高めていけるのかを計画で表現します。

【理想的な計画】は以下の条件を満たします。
  1. こなすことが可能である。
  2. こなすことで高い確率の合格を期待できる。

簡単に書きましたが、②を作ることは非常に難しいです。それは、合否が分かるまでは②の条件を満たしているのかの判断が出来ないからです。
しかしながら、この計画は非常に大切です。追い込み期間となる残り数ヶ月は、おそらくほとんどの受験生が本気で勉強に取り組みます。となると、ただ単に勉強しているだけでは差がつきにくいのです。量で差がつかない時は質で差が生じます。人と差がつく計画作りを丁寧に行って下さい。
計画の作成に不安を感じたり、自信がない方は、是非B.F.S.の学習コンサルティングをご利用下さい。2週間の無料体験も可能となっています。

5.健康

体は資本です。つまり、病気になってしまっては、いくらやる気があっても、素晴らしい計画があっても勉強がストップしてしまいます。それが契機となって、モチベーションが下がってしまったり、計画が後ろにずれてしまったりしては大変なことです。従って、健康管理はきちんと行って下さい。

受験勉強は机に向かうことだけではありません。ペンを持っていない時をも受験生としての正しい選択を行うことが出来れば、一流の受験生です。つまりは、合格を手にします!

6.本番での動き

本番での動きは予め情報として公開されています。試験時間、試験の順番、試験場所…これらの情報を活用しない手はないです。
まず活用して頂きたい情報は、試験の時間割です。試験の時間割を把握しているということは、何時から何時まで試験が行われるか把握できるはずです。その情報を活用しましょう。
たとえ試験が朝からであっても、合格する為には脳みそを存分に使う必要があります。寝ぼけていては話になりません。では、起きてすぐに頭は働くでしょうか?医学的に正しいかどうかは私は詳しく知りませんが、基本的に起きてから【3時間】は時間を要すると言われています。例えば本番の試験が9時から始まるのであれば、普段から6時に起床する習慣づけをしておきましょう。
また試験時間の情報も活用しましょう。受験生の中には、この試験時間を意識せずに問題を解いている人が多いです。なぜですか?あらかじめ80分の試験と分かっているのなら、普段から【80分以内で解く】練習をして下さい。それは該当する試験の過去問演習に限った話ではありません。例えば、センター試験の英語(筆記)は80分の試験時間となっています。となれば、普段の英語の勉強も80分区切りにしてみましょう。こうすることで、【80分間英語に集中する】習慣が身につきます。このように、自分が受ける予定の試験の時間は、普段の勉強の時から常に意識して下さい。
受験は幸いにも、あらゆる情報が前以て知らされる環境にあります。ライバルに差をつけたいのであれば、こういった情報も有効活用して下さい。

まとめ

「神は細部に宿る」と言いますが、この言葉は的を得ているように感じます。あらゆる細かいことにまで気を配り、工夫を凝らした受験生ほど、本番で大きく点数を伸ばす傾向にあります。
これからさらに本格化する受験に備えて、どうか上記の6つを改めて意識し、確認してみて下さい!

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